本日2回目の記事は、来月8日に発売される本のご紹介です。


1990年3月23日、あるレーシングドライバーが
富士スピードウェイの100Rで、
テスト走行中にフェンスに激突して24歳で亡くなりました。

命日には20年経った今でも日本各地からたくさんの
方々が集まり、彼の子供の頃の話から
亡くなる直前の話まで皆さんがそれぞれの言葉で
語りながら偲んでいらっしゃいます。

私は直接お目にかかった事はありませんが、彼と一緒に
学び10代、20代を共に過ごした夫から
様々な武勇伝や逸話をほぼ毎週のように聞いている内に、
出来る事なら会ってみたいと
思ってしまう素敵なドライバーです。

今回、その素敵なレーシングドライバーについて、
ベストセラー作家の
佐伯泰英さんが1冊の本を綴られました。

「夢、疾る ~村松栄紀 あるレーシングドライバーの軌跡」 です。
1991年に綴られた「DID NOT FINISH 村松栄紀」の文庫化です。

当時のカラー写真も含まれ、今回新たに
4名のスペシャル・インタビュー記事も加えられました。

モータースポーツがお好きな方なら特に、是非ご覧になって
いただきたい1冊です。